<歯周病の要因と影響>
毎日歯磨きをしていても、歯周病の原因である「歯垢(プラーク)」を完全に除去することはなかなか難しいことです。 口の中に残ってしまった歯周病菌は活動をやめません。歯周病菌は様々な要因で増殖し、口の中ばかりでなく、のちには全身に影響を及ぼすのです。
①口内環境 |
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②生活習慣 |
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③身体状態 |
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このように、普段の生活習慣・環境や体質などの身体の状態が、歯周病と大きく関わっているのです。 |
歯周病と身体の関係 |
歯周病は身体状態からの影響を受ける一方、歯周病が身体に影響を及ぼします。
歯周病の原因である歯周病菌やその毒素は、血流にのってお口から全身へ運ばれ、様々な臓器の機能を低下させます。
実際に、『糖尿病』『早産による低体重児出産』『脳卒中』『心疾患・心筋梗塞』『細菌性心内膜炎』『肺炎』など歯周病の関連の疾患が報告されています。
お口の病気である歯周病ですが、 歯周病の予防や治療は、身体をより健康に保っていくために必要なことなのです。 |